みなみのお米育成日記 2009年度版

Text:(たぶん)つるおかけんじ  
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11月26日

数日前、JAから”水田用プラウ”を使ってみないかという話をもらって、うちの田んぼで実演することに。

本来は、韓国製のトラクタも試してみたかったのでそれに着けて実施する予定でしたが、
どうも取り付け部分が合わず・・・部品を変えれば着くんだけどすぐに用意できないので、急遽クボタの”KL505”を使用することになった。。
50馬力のトラクタ・・・しかも展示品、もちろん未使用のピッカピカ。 ・・・いいの?

で、プラウ作業ですが、トラクタの後ろにつけた4連のプラウで田んぼの土を15センチくらいのふかさで反転させていくものです。
主に畑で使われる機械です。畑ではもっと深く起こすのですが、これを田んぼに使用できるよう、浅く反転させる形状にしたのが今回使ったもの。
上の画像でいうと土は左から右に反転されています。なので、このまま返りもやってくると、山の部分と谷の部分が出来てしまい、ちょっとよろしくない。
なので、往復で作業できるように作業機は上下がひっくり返るようにできます。リバーシブルです。

しかしこのリバーシブル、動かすにはトラクタ本体から油圧を取り出し、ホースで接続しなければなりません。
・・・残念ながらこのトラクタには油圧の取り出し口が標準装備ではなく、付いていない。 
つまり、  リバーシブルだけどリバーシブルにならない。
向こう側まで行ったらそのままバックで帰ってきて・・・という作業。

通常、ロータリーで行う作業を、プラウに使うことによって得られる利点
  ●土を反転させることにより、雑草の種を下の層に埋め込み、下層の土を表面に出すことにより土をリフレッシュさせる
  ●収穫後の硬く締まった田んぼを耕すと、ロータリーの刃が減る。
  ●ロータリーよりも車速を速く設定でき、作業時間の短縮&燃料の削減。

というプラウですが・・・どうなんでしょ。
藁を腐熟させたり、田んぼを乾かすのならプラデラスタブルカルチの方が、土と空気と有機物が程よく混ざってよい感じがする。
一日作業する中では、プラウじゃ作業できないようなグリップが悪い田んぼもあるし・・・
もっと大規模にやっている農家ならともかく、うちレベルの規模だとあまり効率化の恩恵が無いんではないかとも考えてしまう。

トラクタは、これまで50馬力クラスに乗ったことが無く、「あんなでかくて重いトラクタで田んぼなんて・・・」と思ってたんですが・・・ごめんなさい。
えー・・・私の食わず嫌いが悪うございました。

フットワークがほんとに軽く、枕地でハンドル切っても地面を引っかくこともなく・・・うん、なんかいい感じだわ。
調べてみたらうちのトラクタ(セミクロ)と、馬力はずっと大きいけど重さはほとんど同じ。


・・・まあ、値段はだいぶ違うんですが・・・。

←こんな感じ


10月11日

これからの予定

10月 各田んぼトラクターで耕す
11月 草刈り 作業小屋改良 
12月 機械の手入れ
1月  鶏糞・米ぬか散布 田んぼの補修
2月  ロータリー
3月  畦つくり 種籾準備 種まき 
4月  肥料散布 代かき 田植え

というかんじでまた来年(2009年)の秋の収穫に向けて動いていきます
合間合間の不定期製作ですが、
このホームページ&DMで作業の報告や田んぼの様子をお知らせしていきます。


9月21日
2008年度産 稲刈り終了

 ニューマスィン始動!


2008年の稲刈りは、8月30日〜9月10日の12日間・・・中身の濃いい12日間でした。
「もうすぐ稲刈り!」って頃になってなんだか梅雨空のようなはっきりしない天気が続き、
予定より5日くらい遅れ、雲の切れ間とにらめっこしながら始めた稲刈り。
いつ雨が降ってきてもおかしくない天気が連日続き、とにかくやれるだけやろうということで
朝から晩まで籾摺り〜刈り取り〜籾摺りの毎日。
終わってみたら、あら、結構いいペースで片付いちゃった・・・という感じでした。


今年から新しい相棒となったコンバイン、ヤンマーのAG570
色んな機能を詰め込んだ左手のレバー(オールマイティーシフトレバー?)はボタンだらけで
やっぱり前のレバーより使いづらい・・・けど、不満はそれくらいで、あとは結構使いやすくて気に入っています。

ただ、おそらく工場出荷時からチューブの取り回しが悪かったのだと思いますが、
各チェーンに注油をする装置から、最初の2・3回はちゃんと油が出たのですが、その後出なくなってしまうトラブルがありまして・・・
その修理やらなにやらの間、代車での稲刈りとなりました。
結果、今年は 

AG570 →GC441(代1) →AG467キャビン(代2) →AG570(復活!)

と、3台の機械を乗り継いでの稲刈りシーズンでした。
農機の試乗会に行けば色んな機械に乗れるけども、ほんの田んぼ一周くらいのものなので、
こんな風に普段どおりの作業の中で、色々な機械を乗り比べるというのは、なかなか貴重な経験でした。

まあ、結果として、うちの570が一番良かったということで・・・(5条だもん、当たり前だわな。)
441は久しぶりのキャビンなしで、楽しかったのですが・・・すぐになんだかかったるくなってきた。
足は遅いし、籾タンクも小さいので排出回数は増えるし、排出のスピードも遅いし・・・

467は、441のあとに乗ったせいもあり、とにかくエンジンに余裕があり、ストレス無くキビキビ動き回るフットワークの良さは一番!
ただ、やっぱり4条よりも5条のほうが刈り幅が広く、扱いやすさでは5条に軍配があがるのです。

それにうちの570にはなんといっても新兵器「バックモニター」がある!
自分で取り付けた割にはバックモニターの働きは素晴らしく、キャビンなしの機械でも必要なのではと思うくらい満足度高いです。

もう一つ、ipodのほうは・・・使わなかった(笑)
いや、正常なエンジンの音だと思うんですが、結構キャビンの中が賑やかなんです。
前のGC451は、中でカセットもラジオも聞けたんですが、今度のは音楽が聞こえるくらい音量を上げると
頭がクラクラするくらいの音量になってしまいます。

まあ、うちの辺りは平均2反くらいのたんぼなので、ラジオや音楽が無くても
その分集中してシンクロ率を上げて作業すればすぐに終わってしまうわけで・・・。

で、うちの作業小屋です。
ここで、刈り取った籾を乾燥機で乾燥し、乾燥した籾を籾摺り機にかけて籾殻を取り、
30キロづつ紙の袋に入れて、低音倉庫に入れたり、農協や米屋さんに出荷したりします。
この作業の中で大変なのが、袋につめたお米をパレットに積み上げる作業。
1000袋以上の量を扱うのでコレが結構体にこたえる。
しかも若いモン(=オレ)がやっぱりメインで担がなくてはいけないので、
「機械の調子を見る」「米を担ぐ」「フォークリフトでパレットを移動する」
の3つをこなさなくてはならなくなる。

そこで今年は写真中央に見える「玄米キャッチャー」を導入!
30キロの米の袋をはさんでパレットの上まで運びます。
慣れてくると、手で運ぶのと変わらないくらいの速さで作業できるようになりました。
力技が必要ないので、このパートを女性陣にも頼めるようになったのがとても大きいです。
その分機械や、他のパートのチェックを前よりもしっかりできるようになり、よりミスの無い作業が実現できます。

天井の梁ギリギリですが、ちゃんと小屋にも収まりました。
今年秋のコンバインに次ぐヒット商品。ありがとうホクエツさん!


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