「田んぼから発信する世界平和」なんてね。

  

僕はよく仲間や家族と話をする中で、
「田んぼから発信する世界平和!」なんて大風呂敷を広げてみたりします。
冗談半分な言葉ですが、残りの半分は結構本気だったりもします。
百姓仕事と向き合うモチベーションとして、
「安心・安全な食糧を消費者に!」とか、「農家に生まれたからには先祖代々の田畑を守って・・・」
という気持ちももちろんあるのですが、
どうせやるなら大義名分のスケールはデカイほうが分かりやすいし、おもしろい。
そんなわけで「田んぼから発信する世界平和」なんです。スケールデカイでしょ?

まずは農村コミュニティーから世界平和
家族や近所の人たちと仲良くやっていかないと公私共に何かと都合の悪い農村。
そういう事が煩わしくて、田舎を離れる人も多いと思いますが、
ほんの少し自分を抑えて、ほかの人のことを気遣ってあげる&手伝ってあげるということが出来れば
それほど難しいことではないと思うのです。 
お互いみんながそんな風に他の人のことも気遣いあう関係を広げていけば、
社会の中にもっと穏やかな空気が流れると思うのです。
うちだって田んぼをやってなかったら、家族みんなで汗を流すと言うこともなかったかも知れません。
そんなに悪いものではないとおもいますよ。

そして、食糧生産の場・田んぼからの世界平和
熱烈な平和活動家たちがどんなに声を張り上げて「戦争反対!」を叫んでも、
いざ、世界中の国々から日本への食糧輸出が停止する事態になったら・・・
その時には日本国中から農地が消え、農民と呼ばれる人たちが絶滅していたとしたら・・・
おそらく政府は自国民の腹を満たすための戦争を始め、
ほとんどの国民は「仕方ないもんな・・・餓死はしたくないし」と受け入れるでしょう。

現在、もうすでに日本の略奪行為は始まっています。
自給率40%のわが日本は、食糧のそのほとんどを他国からの輸入に頼っています。
「その分お金を払っているんだから何が悪い!」と思う方もいるかもしれませんが、
日本向けの作物を作ることによりその地域の文化・生活スタイルを大きく変えさせてしまっています。
そしてその土地の持っている能力以上の生産をすることとなり、荒廃させてしまいます。
そんなふうに輸入されても、日本では食糧のおよそ1/3が人間の口に入ることなく廃棄されているということです。
これはもう、立派な資源の略奪ではないでしょうか?
結局日本国内のみならず、日本人による農地つぶしは他国でも繰り広げられているのです。
政治家や評論家の中には「自給率向上なんて無理だ!自給なんかしなくてもいい!」ということを
今でも言ってしまう人がいますが、自分の国で自分の国民を食わせられないような国に
まともな外交が出来るとは思えません。
輸入食糧で作られたジャンクフードを食べながら
「戦争反対」や「貧困撲滅」なんて言っている人・・・いっぱい居ますね(笑)


そんなに派手なことは出来ないし、したくもないんですが、
話は大きく、世界平和!なんてね。


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